ラピスラズリの指輪-さんかく-

ラピスラズリの指輪-さんかく-

万葉の時代に伝来した藍染め。
最初に始めたのは神の国の出雲族。その後播磨に伝わり、日本全土に広まりました。

鎌倉時代には渋めに染めた藍を「勝色」と呼び、
武士が戦の勝利を願って身に着けていたということですが、
大正時代には鮮やかに染めた藍を「新勝色」と呼び、
庶民が大戦の勝利を願って身に着けていたというエピソードが残っています。

明治8年に来日した英国の化学者アトキンソンに、「ジャパン・ブルー」と絶賛された藍染め色。
続く明治23年には、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンが
「日本は神秘なブルーに満ちた国」と自身の著書に記しています。


藍色に守られて成長を遂げた我が国日本。
今この節目の時に、ラピスラズリの藍色の美しさにあらためて感じ入ります。



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素材：ラピスラズリ / シルバー925 / 18金
サイズ：ラピスラズリ（底辺 13mm / 高さ 18mm ）　リングアーム（3mm）
リングサイズ：フリー

※アームの開閉は優しくゆっくりお願いします。
　

※ラピスラズリは比較的水に弱い石です。
（濡れた状態で一か月放置する実験で、艶がなくなり色が若干薄くなったという情報を見つけました。）
濡れた後は優しく水気を拭き取って自然乾燥させてください。



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ラピスラズリ（青金石 / あおきんせき）lapis lazuli

ラピスラズリは古い価値観やしがらみから持ち主を解放し、
意識をより高次へと導いてくれる石といわれています。

古い価値観としがらみを自らの意志で捨てた大正時代の女性たち。
男社会に飛び込み、仕事ができなければ「この女！」と罵られ、
仕事ができれば「女のくせに！」と罵られ、涙する日もあったでしょう。

けれど一旦黒髪を断ったからには、もう後には戻れません。いえ、戻りませぬ。

私たちが新しい日本を作るのです！

ラピスの鮮やかな藍色を見ていると、
万葉の頃から絶えず続く凛々しい声が聞こえてくるようです。




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