藍染の ローシルクストール グラデーション

ローシルクをご存じですか？一般的な美しい絹は、蚕の入ったままの繭を熱湯の中で煮沸し糸を繰り取ります。ローシルクは蛾が抜け出した後の繭から糸を作ったものです。そのためベジタリアンシルク・ピースシルク・不殺生のシルクと呼ばれたりするそうです。短く切れた繊維を紡いだものなので、太さも均一でなく、節があったりして素朴な雰囲気です。そのナチュラルさが好まれます。

絹の光沢はなく、綿とも違う温かみを感じる布です。冬は空気を含んで暖かそうです。漂白されていない布を染めましたので、鮮やかな藍の色ではなく落ち着いた色合いです。濃淡のグラデーションにしてみました。

染料は阿波藍を用いて、化学薬品を使わない灰汁発酵建てで染めています。藍の効能は知られるところですが、紫外線を遮る効果の他、防虫効果、抗菌作用などがあり、お肌の弱い方やアトピー性皮膚炎の方が安心してお使いになれます。

大きさは長さが155センチ(フリンジ含まず)幅は手織りのため均一ではありません。約55センチ前後です。重さは68グラムです。