水墨画です。半紙に愛らしい秋の菊を描きました。
題字の「秋菊清旦香」とは、「清らかな秋の菊がよい香りを放っている爽やかな朝」という意味です。
生き生きと咲いている秋の白菊の清々しい雰囲気を墨で表現してみました。
清楚で可憐な白菊は、私の大好きな花です。
この菊の絵は、「没骨法」(もっこつほう)という、対象物の輪郭を線で描かずに、筆で大胆に対象物の形をとっていく技法で描いています。
そして、葉の部分は「三墨法」(さんぼくほう)といいいまして、筆の中に薄い~濃い墨のグラデーションを作る技法で描いています。三墨法で描くことにより葉っぱには、奥行きと深みが表現されています。
落ち着いたブロンズのアルミのフレームに、マットには細やかな刺繍が施された、柔らかいピンクベージュの布を合わせました。柔らかい雰囲気で、寝室やリビングに掛けるのにピッタリだと思います。飾りやすいサイズです。
ショップへの感想コメント
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淡いピンクの薔薇の花でした。薔薇を描いて下さって嬉しいです。額やマットのセンスもよく上品な佇まいです。 お葉書の絵も素晴らしいですね。ありがとうございました。
