こぎん刺しのパンダのぬいぐるみ　BLUE PANDA

夏なら海と空の色、秋なら夕暮れの頃の空、冬なら夜の雪のグラデーション…
青の濃淡を活かしたパンダが生まれました。

本来の白い部分に使った、空の色のようなブルーのモヘア。
綺麗な色なのでパンダにも使いたかったのですが、黒と合わせると顔色が悪く見えてしまい、
使えずにいました。
たまたま、モヘアのハギレを整理していたところ、少し濃いブルーのモヘアが見つかり、
合わせてみるときれいな濃淡ができました。
それに合わせて、グラスアイとこぎん刺しもブルーを取り入れて。
さわやかで美しい、青づくしのパンダができました。

手足には、糸目の温かい青森県津軽地域の刺繍「こぎん刺し」を使っています。
小さいから、ちょっとしたスペースに飾ったり、バッグに入れて一緒にお出かけできます。

■こぎん模様「竹の節」
パンダといえば竹、ということで選びました。
勢い良く伸びるから「威勢の良さ」、真っ直ぐに割れる性質から「潔さ」、
節があることから「節度がある」、緑の色から「不変・長寿」の意味がある縁起模様。
こぎん刺しでは布の端に刺したり、切替の模様として使われます。

■仕様
サイズ
高さ8cm（耳を入れると9cm）×横7cm 奥行5cm×幅7cm
※自立はできませんので座った状態です。


■素材
モヘア、グラスアイ、ジョイント、コングレス、こぎん糸、綿、ガラスペレット、リボン

■こぎん刺しとは
こぎん刺しは、青森県津軽地域に伝わる刺繍麻の着物の補強や保温が目的でしたが、やがて着物全体を飾る模様として、たくさんの模様が生まれました。
「てこなこ」「きくらこ」など、津軽弁の名前が付いた模様や、
「紗綾型」「亀甲」「鱗形」など日本古来の縁起模様に由来する模様もあります。