東京切子帯留め　雪華絞り　ライトブルー

六角形の頂点から頂点まで　約3㎝　　ミラー加工　KILIKO金物

「お客様が欲しいとおっしゃるモノをお作りする」のがKILIKOのモノ作りのミッション・ステイトメント。

今回のお客様からのリクエストは「雪華絞り風の帯留め」でした。

ふんわりとした仕上がりの「絞り」とシャープなカットの「切子」。

まるで正反対の表現を、果たして切子で仕上げられるのか！？

切子を彫る砥石は、円盤状の砥石です。

円盤状の砥石は、基本的にシャープな線を彫る道具です。

切子にもぼかしを効かせて彫る技法もありますが、小さいガラスを「雪華絞り風」に仕上げなければなりません。

ガラスが小さければ小さい程、彫りにくくなります。

これはお客様からの超難題だったのですが、その難題を「光と反射」でクリアーしました。

「反射」によってカットが広がって見えるようにし、雪華絞り風にぼかしを入れました。

これは、たった数年前まで「夢のような技術」だった現代技術による賜物です。

「光と反射」によってカットが広がって見えるばかりでなく、宝石のような立体感とガラスの美しい透明感があいまって、とても素敵な帯留めが出来上がりました。

お写真は近くから撮影しておりますので切子感が強いのですが、遠くからみると「雪華絞り風」に見えます。


KILIKOポーチ・桐箱・オーガンジーラッピング・ギフト用紙袋付。