巾着　生命の樹

　一時期ケルトの模様に惹かれた時期があり、ケルト模様のクロスステッチの図案集を集めていました。鶴岡真弓さんのケルトにまつわる本も何冊かあって、この記事を書きながら、「どんなだったかなぁ」と、本を探しに倉庫（私の部屋）をゴソゴソしたのですが見つからず、ケルト模様のクロスステッチの図案集は見つかりました。「生命の樹」は、ケルトの装飾模様にも描かれています。ケルトの文化では、木は様々なパワーと生命の源とされていたはず。天と地を繋ぎ、全てのバランスとハーモニーをつかさどる樹。生命の持つエネルギーを、ベースをブラックで少し控えめに表現しました。裏地はkippisのクッカキンプ（花束）という柄です。うまく編み地とリンクしたような柄で、気に入っています。ひもは革ひもを使用。120目で立ち上げました。シンプルですが、凛とした静謐なたたずまいとエネルギーを持った巾着です。持っていると力がみなぎってくるかも？元気になりたい人にお勧めです。ちょっとそこまでのお供にも。革ひもを外して、ネットに入れて洗濯機で洗濯OKです。アイロンもスチームアイロンで大丈夫です。ベースの糸がひと玉で間に合ったのと、糸の色数が少なく、裏地のkippisも、10％offで購入したので、このお値段にさせていただきました。

中にエアクッションを詰めて撮影しています。

《使用糸》　パピーのコットンコナ （廃盤色を含む）綿100％
《裏地》　　kippis シーチング　綿100％
《ひも》　　革ひも（絞った時の長さ　約24cm）