藍染布の つぎはぎポシェット

沢山の藍染の布に囲まれて、思いつくままにつなぎ合わせ、形になっていくのは楽しいものです。表も裏も自分で染めた布を使って、肩掛けポシェットを作りました。

染料となる蒅(すくも)は、徳島の阿波藍を用いて、化学薬品を使わない灰汁発酵建てで染めています。昔から藍の効能は、虫が嫌う、薬効効果があるなど知られていますが、抗菌作用、紫外線カットの働きもあるそうです。そして何よりもその美しい色、眺めていると心が落ち着きます。

バッグの大きさは、縦24.5センチ、幅25センチです。紐は110センチで幅は3.3センチです。
表布は厚地のキルト芯と土台布を三重にしてステッチを入れ、内袋布をつけましたので、4重になり、しっかり厚みがあり型崩れしにくいと思います。鍵をつけるナスカンもつけています。裏布には両面にポケットをつけています。一つはスマホ用に縦長にしています。

お天道様に向かって飛ぶ、てんとう虫をつけてみました。木彫りを漆で仕上げた、作家さん手作りの品です。