紅白黄色の椿の大鉢

陶器　
径21.5cm　高さ7.7cm

着物や工芸品に描かれている日本の伝統的な椿の模様を、さらにユーモラスに意匠化した紅白黄の椿花と緑葉を鉢に描き散らした器です。

赤や緑の色彩は重厚で発色はきれいです。

鉢自体は肉厚でずっしりとした重みがあります。




陶器（土もの）は磁器とは異なり、柔らかで温もりのある陶肌です。
また、使用には問題の無い程度のピンホール（釉穴）や小さな釉剥げなどもある場合がありますが、それらも「土もの」の個性であり、味わいと思っていただければ幸いです。

土もの特有の不完全な美と言いますか、魅力ですね。
陶器は土ものなので、実物を手にすると画像のイメージに比べて素朴な印象を持ちます。
しかし、それも最初だけで馴染んでくると、実物の良さと言いますか、質感や素朴さがしっくりくるようになりますよ