ラベンダー色の着物と瑠璃色トンボ玉のネックレス_織り模様色無地+中国乾隆玉（写し）

• ギフト対応可

着物地と再生ガラスビーズやトンボ玉を組み合わせたコラボネックレスが誕生しました。

着物を細いループにすると、模様の織り柄はぐっと立体的になり、具象模様は抽象柄に変化し、思いがけないニュアンスが生まれます。元の着物地とは異なる不思議な雰囲気に加え、着物特有のシルクの光沢や、柔らかさしなやかさも美しく、肌にやさしく、とても軽いのも魅力です。

合わせたのは西アフリカのビーズやアジアのトンボ玉。一部にはガラスビーズやウッドビーズ、陶製ビーズなども利用しています。これらは量産品ですが、アフリカやアジアのもののほとんどは手作りで、力強いデザインや明るい色合いが特徴です。

西の果てから、あるいは中東やアジアから海を渡ってきた小さなガラスや金属ビーズと、東の果てで生き延びてきた着物との出会いの妙。それぞれの個性が響きあい、たったひとつの新たな存在に生まれ変わる驚き。作っていても心躍る、とても楽しい時間でした。きっと身に着けても同じ思いを味わっていただけると思います。

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こちらはループコードにラベンダーの色無地の着物を選びました。松葉の織り柄ですが、ループにすると模様は後退し、アトランダムに抽象的な光沢となって浮かび上がります。

合わせたトンボ玉は中国のガラス製で、乾隆玉（の写し）とのこと。制作年代は1900年代半ばと推測されるそうです。

乾隆玉と呼ばれるトンボ玉は、実は乾隆帝の時代の1700年代のものではなく、1920～1930年代にヴェネチアンガラスを意識して作られたものだといいます。中国製ミルフィオリという呼称も見かけました。

確かに色ガラスで模様を練りこんだような意匠は、ミルフィオリに似ていなくもありません。けれどもミルフィオリのようにリズミカルにぎっしりと模様が練りこまれてはおらず、むしろ地の色が際立ち、模様はアクセントに過ぎません。けれどもこのトンボ玉の魅力は、着物のラベンダー色に映える、そのガラス地の瑠璃色の美しさです。

キラキラしたアクセサリーのような派手さはありませんが、他にはない個性的な味わいで、むしろ目立ちます。小さな赤や黄色の色合いも、落ち着いた可愛らしさを出しています。

このネックレス一本で、何気ない装いに個性的なニュアンスが加わります。シンプルなワンピースはもちろん、シャツブラウスやニット、カットソーにもあいますし、白のTシャツにもイキだと思います。

日常着にさりげなくあわせて、あるいはおしゃれなシーンやお出かけにと、幅広い場面で活躍してくれます。軽いので肩こりしませんし、ご旅行にもおすすめです。

トンボ玉はくるくると回して模様の出方を調整してください。また、ループは縫い目のないほうを表にして装着してください。

同布のバッグと合わせてお持ちいただくと、おしゃれ度がぐっとアップします。
ラベンダーピンクに黒のレース模様バッグ
　縦模様　https://www.iichi.com/listing/item/1980931
　横模様　https://www.iichi.com/listing/item/1980977


★ループ：サイズ/径6ｍｍ×長さ43cm、素材/絹（シルク100％ですので、金属や皮革に比べると強度は落ちます。）
★トンボ玉：サイズ/19×19ｍｍ、素材/ガラス、原産国/中国、年代/20世紀半ば
★留め具：アンティークゴールド、差し込み式

★バッグは含まれません。