★作品#36「完璧な写真 ”瞬間のドラマ”」A Drama in A Moment

★作品#36「完璧な写真 ”瞬間のドラマ”」A Drama in A Moment

生涯で完璧と呼べる写真がいったい何枚撮れるだろうか。
色彩もライティングも構図もゆるぎがなく、かつ「物語る写真」として完成しているというのが完璧を満たす条件なのだが、恥ずかしながら写真家50年にしてまだ5枚しかない。
この作品はそのうちの1枚でまぎれもなく私の代表作である。そして私が＜カメラマン＞から＜写真家＞になった、記憶に残るワンショットでもある。
撮影の現場はネバダ砂漠。車体の弾痕、空を舞う缶、乾いた空気。一瞬間に凝縮した物語‥息づかいが聞こえるような緊迫感‥映画的な演出や色彩表現を持った「物語る写真」がここから始まった。フリーランスになって２年目の出来事だった。５枚しかない完璧な写真がなんという皮肉か、私が写真生活を始めた直後に１枚撮れていたのだった。　（55×73cm額）　
　　その５枚の「完璧な写真」を見てみたいという方が多いので、販売はまだご用意できませんが、ここで掲示だけいたします。どうぞご覧ください。

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◉リウ・ミセキ写真作品を販売するにあたり‥‥
このiichiで私は今まで縄文をテーマとした陶芸作品を発表してきましたが、私の本業は写真家です。写真一筋で今年（2020年）ちょうど50周年を迎えることになりました。
「物語る写真 Pictures Tell The Story」をコンセプトとする作品や詳しい経歴などは、私のHP＜WORKS of LIU リウの仕事＞をご覧ください。とても面白く見ていただけると思います。(^-^)♪　　http://www.liumiseki.jp/top.html　
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さて50周年を期して、かつて開催した私の写真展でのオリジナル額装作品の一部を販売することにしました。自分の写真を売るということは写真展会場でも一度もやったことがないので、私の写真が市場に出るのはこれが初めてのこととなります。
1985年、私は自身のハウススタジオを伊豆七島の三宅島の海際に作り、島独特の真っ黒な溶岩原を大自然のスタジオに見立てて作品制作を30年以上行ってきたのですが、一風変わった作品が多いのはその特異な背景から生まれたものです。
私の写真の特徴は一言で言えば＜クラシックでファッショナブルな写真＞ととらえてくだされば正解です。お洒落なカフェやレストラン、あるいはビルのロビーなどに似合うと思います。
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額装はプロ写真家の展覧会用の額装で名高いフレームマンに特注した大型73cm×55cmの美しいジュラルミン黒額です。写真本体も1mm厚の白アクリル板で裏打ちした ”永久品質” の額装仕上げとなっています。額が入る紙箱は長年の保管のための移動などで破れてしまいましたが、作品額は完璧無傷の状態を保っておりますのでまったくご安心ください。厳重な梱包でお届けいたします。