秋のお供に♪柿づくしの落ち葉のペンダント♪

こんにちは。さて、落ち葉の季節です。
２年ぶりにつくった、大変凝った木のペンダントを、今日は出品させて頂きます。

一言ＰＲ
・樹齢数百年の、「黒柿─くろがき」という大変レアな木材
・その材を、「柿渋─かきしぶ」という、柿の実から作られた染料で赤く染めて・・・
・柿渋はどんどんドス黒くなるものですが、なんと、樹脂でコーティングして、空気に触れさせないので、ほぼこのままの色でずっと楽しめます。

紅葉した落ち葉を、柿の木材やら実やらで表現し、樹脂でコーティングして色合い長持ち。ちょっと素敵なペンダントかもです。*@@*



では、より詳しく解説していきます。理屈抜きで気に入った！という方はこのままどうぞ♪

⇒黒柿って何？
柿の木が数百年も生きると、木の中央に黒い模様が現れてきます。黒い模様が入った部分を木材として採ると、「黒柿」と呼びます。木材において黒柿は高価な木材のトップクラスです。黒柿から採った立派な床柱なんてメルセデスのＣクラス以上の価格が付きます。黒柿作品の骨董品も多いですね。木材をそれなりに極めた人が行き着く木材とも言われています。
ただし・・・。偽物もあるので注意です。これが本物ですから覚えておいてくださいね。

⇒デザイン
デザインは、くろさき ゆり です。僕達の創作している絵本、もぐらのもぐ の中から絵を引用しました。ゆりちゃんの絵は、適度な可愛さ。それでいて個性をちゃんと持っていて、でも、飽きない感じが特長です。

⇒制作
そうですね～、黒柿を使っているのはポイントですが、柿渋で染めたというのがこの作品の魅力ではないでしょうか。少し塗って、半日乾かして・・・また塗って・・・。１週間くらいそうやって過ごして、完全に乾いた後にウレタン樹脂で表面をコーティングしました。
柿渋は、時が経つとドス黒くなってしまうのですが、樹脂でコーティングしちゃうと空気に触れないので、永くそのままです。直射日光焼けは当然するので、窓際等にて保管しないようにしてくださいネ。
ちょっと玄人な、でも、デザインがカワイイ系。Ｔシャツでもニットでも合うと思います。

ヒモはトリムコ社。国産です。

今年はこれ１個しか作りません。売り切れの際は来年までお待ちくださいませ～♪