藤かんざし - 藤波 -

満開だった桜も散り始め桜吹雪の中、季節は少しずつ初夏へと準備をし始めている今日この頃。
山野や庭園に設けられた藤棚に、たくさんの小さな紫色の花をまとった藤が咲き
賑わう季節がやって来ます。

その花房が風に揺れる様を藤波というそうです。
風に揺れる枝の先から長く垂れる紫色の優美な藤の花枝
その藤をイメージして簪へと制作しました。
長年制作したい花の１つでしたが、なかなか花の特徴や構造が難しく（個人的な感想です）
今年ようやくイメージした形になり、咲かせる事が出来ました。

スティック部分を持ち髪に挿して頂ければと存じます。
花の部分を直接持つ事はお止めください。
強い力や衝撃をかけますと花の形が歪み、全体が変形してしまいますのでご注意ください。
強化剤で表面は強化していますが、ワイヤーもそれほど強度はありませんので
繊細にお取り扱いください。
シワや気泡が混入する場合もございます。ハンドメイドですのでご理解下さい。

サイズ：２１×３ｃｍ（全体の長さ）
簪本体の長さ１５ｃｍ
先端の先の石　アメジスト