ねずみのブローチ (たて) 漆皮

白いねずみのブローチ(縦向き)です。
牛革に漆を何度も塗り金属粉を蒔いた後、白い漆を塗りました。
漆の白は真っ白ではなく、クリーム色のような、象牙色のような柔らかい色です。
しっぽは洋金粉の平蒔絵です。
眼とひげは黒呂色漆で描きました。
表面は革の凹凸を残して仕上げています。
裏側は麻布を貼って、布目塗りで仕上げています。

(たて)の方は帯留めとしてもご利用いただけます。
ブローチ金具のサイズは三分紐がちょうど通るサイズです。

素材: 漆、牛革、麻布、錫粉、洋金粉、ブローチ金具
サイズ: 約3.6cm×2.2cm
重さ: 約2g


漆皮とは…
動物の皮革で器物をつくり、漆で塗り固めたもの。飛鳥時代からある漆芸技法の1つで、奈良時代につくられたものが正倉院や法隆寺に現存しています。
基本的な材料は漆と皮なので、軽くて丈夫です。


※基本的には箱はお付けしていませんが、ご希望の場合は配送方法に「レターパックプラス」か「宅急便」をご選択の上、メッセージにてお知らせくださいませ。ご対応させていただきます。