色の記憶～アメジスト～

色ってとっても不思議です
その色を見ると、昔体験したことを思い出すことってありませんか？
様々な色にそれぞれの記憶があって
私はアメジストの色を見るといつも
ヨーロッパでいつも立ち寄っていた教会のことを思い出します。
白や灰色、落ち着いた雰囲気
ステンンドガラスの虹のような色などが教会の中の色で多いと思うのですが
私の記憶の中での教会の色はアメジストの色。
落ち着きながらも荘厳さがあって
暗さの中に光があってそんな私のイメージにぴったりな色が
アメジストの色なのだと思います。
再びあの色を見に行こうかなそんなことを思う今日この頃です。

今回はアメジストをメインにパイライトを挟んで、アクセントとして黄色いシトリンをいれて作品を制作いたしました。紫色と黄色をつかいながらも落ち着いた雰囲気に仕上げることができた今回の作品、さらりと上品に身に着けやすい作品ですのでじっくりと楽しんでもらえたらうれしいです。

*ご購入者様に合わせて、手首わりのサイズの調整を行っております
お手数ですが手首周りのサイズをメジャー等で測っていただいてご注文の際にお知らせください。


メイン天然石
紫＝アメジスト（2月誕生石）
黄色＝シトリン（11月誕生石）
銀色＝パイライト

～天然石解説～

『アメジスト』
2月の誕生石であるアメジストはその透明な紫色の輝きが最大の特徴で、古来、エジプトやユダヤ教、キリスト教世界などで装飾品などに使われ、特にキリスト教世界では司教の石といわれ全員がこの指輪をはめていたといわれています。石の効力は調和と調整と統合の力がつよく、人の精神状態を安定の方向へ導き自分自身の内面的調和と統合だけでなく他人との調和をとるのにも大きな効力を発揮します。古くから「酔わない」と伝えれれていますが、酒に酔わないというよりも、感情の乱れに流されないという側面が強いような気がします。

『パイライト』
「愚者の黄金」ともいわれることのあるギリシャ語の火花に由来する名前の石です。昔はハンマーで強く叩くと火花が飛び散ったので火打石としても使われていました。効果としては人の悪意や環境的なネガティブな要因から守ってくれる石で、魔よけの護符みたいなイメージをもつとよいでしょう。

『シトリン』
名前の由来は果実「シトロン」の色に似ていることから、シトリンのタイプは二つに分かれアメジストが地中もしくは人為的に加熱されたものかスモーキークォーツを加熱したもの、市場に流通している物はほとんどアメジストベースのようです。太陽の象徴とも呼ばれ、持つ人の人生における満足感を高めてくれ、何かを手に入れるにはまず我慢することよりも出すことが大事だということを教えてくれます。商売繁盛や金運の石として人気があり、１１月の誕生石とされています

～作品詳細～
*長さ・・・17.8ｃｍ（留め具部分を含みます）
*手首周り15ｃｍぐらいの方に最適なサイズですが長さ調節などは無料で行いますのでお気軽にご相談ください。
*ナイロンコートワイヤーを使用しております。
*留め具・・・カレンシルバーマンテル（タイの少数民族カレンの族のハンドメイドシルバー）
*スペーサー・・・カレンシルバー
*アメジスト・・・ラウンド　３ｍｍ
*シトリン・・・ボタン　３×３×2.6ｍｍ
*パイライト・・・ボタン　2×2×1.5ｍｍ