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■刺繍糸には、下記のものを使用しています。 手刺繍糸 DMC(フランスの老舗刺繍糸メーカー) ミシン刺繍糸 パールヨット(日本メーカー)のレーヨン刺繍糸 いずれも、カラーバリエーションが豊富で、発色が美しいという点で愛用しています。 例えば、一口に「ピンク」と言っても、様々なピンクが存在します。 微妙な色合いの差でグッと垢抜けたり、稚拙になったりしますので、豊富な色数の中から「コレだ!」と閃く色を、厳しい目で選んでいます。
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フランス生活の中で磨かれた、明るく上品な色彩感覚・デザインセンスは、お客様からも高い評価をいただいております。 ※クリエイターの経歴に関しては、ショッププロフィールをご参照下さい。 https://www.iichi.com/shop/needlec/profile
【展示品】制作エピソード
※注意
このページは販売品ではありません。
デザイン、素材、技術的なことなど、制作に関するエピソードを掲載しております。
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needle.C では、デザインから縫製まで全て1人のクリエイターが手掛けております。
【デザインについて】
デザインは全て needle.C のオリジナル
ヨーロッパの美術装飾品や伝統衣装の柄、あるいはフィギュアスケートの衣装デザインなどからもインスピレーションを得ながら図柄を考え、使用生地の雰囲気に合わせて柄、色使いを決めてゆきます。
図柄の中に言葉を入れるのが好きなのですが、フランスに住んでいたこともあり、フランス語を使うことが多いです。
知人のフランス人が使っているのを聞いたり、歌の中のワンフレーズだったり、心に響いた前向きな気持ちになるワンフレーズを選び、模様の中に同化させて「不思議なおまじない」のような雰囲気にデザインするのを楽しんでいます。
【刺繍について】
手刺繍とフリーモーションミシン刺繍を用途によって使い分けています。
フリーモーションミシン刺繍とは、その名の通り「自由な動きのミシン刺繍」
コンピューター制御のデータ刺繍とは全く違い、普通のミシンを使ってクリエイターの感性で針目を動かす刺繍です。
作り手によって風合いにも違いが生じますし、ミシンという道具を使った「職人的刺繍」とも言えるでしょう。
【仕立てについて】
フォルムの美しさ「エレガントに見えること」を第一に、パターンから作成しています。
縫製には職業用ミシンを使用し、細かい部分など手縫いの方が品よく仕上がる箇所は、丁寧に手縫いで始末することにしています。
「丁寧な仕事に感動しました。」などのレビューを数多くいただいております。
【素材へのこだわり】
■生地は、インドシルク、タイシルク、または、上質なジャガード生地などを使用しております。選択基準は、上品な光沢があり刺繍が映えること。
インドシルク、タイシルクは、縦糸と横糸が違う色で織られているため、光の当たり具合によって色の濃淡が大きく変化するのですが、その様子が大変美しく、眺めているとうっとりしてしまいます。
インドシルクは、織り糸の太さにムラがあり、ところどころに生糸の節が表れます。
この不規則さのため、ニュアンスのある独特の光沢が生み出されます。
タイシルクは、インドシルクよりもキメが細かく、表面もツルンとしているので、より華やかな光沢があります。
派手な色でも気品があり、地味な色でもシックに輝く、大好きな素材です。
シルク以外の生地では、
ヨーロッパ老舗メーカーのインテリアファブリックや服飾生地を使用しています。
キレイな色、お洒落な質感を基準に選んでいます。
■バッグ本体には厚めのジャガード生地、ベロア生地などを使用しています。