手織りの里から～タックスカート

北タイ・ジョムトンの手織り木綿を使って、ゆったりめのタックスカートを作りました。

北タイのジョムトンは織りの町として広く知られています。古都チェンマイからバスで２時間弱、思ったよりも大きな町ですが、バスを降りる辺りには特に織りの工場などは見当たりません。以前から知っていた「美しい竹の村」という名前の工房を目印にして行くと、あちらこちらに小さな家内工場が点在していました。少なくとも15年前まではそんな状況でした。
今は家内工場の殆どが廃業してしまい、大きめの工場しか残っていないと思います。吸収された、と言うべきかもしれませんが。

この生地は10年ほど前のもの。タイの友人がジョムトンの伝手を使って手に入れてくれたものです。その工房も残念ながら今はもうありません。
グリーン・黄土色系のアースカラー数色のストライプに、横糸にも随所に白抜きの絣部分がある、明るいながらも落ち着きのある布です。こういう布を手に入れるのがどんどん難しくなってきています。

ゆったりめのサイズにしたかったので、腰回りがだぶつかないようタックを入れ、共生地のベルトをつけて仕立てています。

着丈　76cm
ウエスト　フリーサイズ

実店舗・オンラインショップ、また他のクラフトマーケットにも同じものを出しています。このため売り切れの表示が間に合わないことがございますので、ご了承ください。