光～教会の窓～

人がいない静かな教会の中にいた。
教会の椅子に腰を掛け、静かな時間を過ごすのを日課にしていたのを思い出す。
目線を少し上へあげると美しいステンドガラスそこにある
そのステンドガラスから差し込む光の色が
ルビーの色やタンザナイトの色のように輝き静かな空間がまるで宝石箱のように変化するのを感じる
輝きと煌き、現実と幻想
さまざまな世界がそこで交わり
一瞬の煌きと共にまたどこかへ去っていく
光を感じることで見えるもう一つの世界
教会の窓はその入り口なのかもしれません。

『聖夜の光～九章～』をベースにオーダーをいただいた作品で。
デザイン的にはベースは一緒なのですが、世界観は全く異なる作品になりました。
ヨーロッパで見た教会のステンドグラスの美しさが今も私の記憶の中で色鮮やかに輝いているのを作品を作っていて感じました。

こちらの作品はオーダー作品となっております
再販等は致しかねますのでご容赦ください。

メイン天然石
赤＝ルビー（７月誕生石）
青＝タンザナイト（１２月誕生石）

～天然石解説～

『ルビー』
宝石の女王とも呼ばれる華やかさを持つルビーはダイヤモンドの次に固いコランダムという鉱物グループの中で赤いものをルビーといい、その他の色のものをサファイアといいます。今のような鑑別技術がなかったころはルビーとレッドスピネルの混同などが非常に多かったようです。性質は情熱的であり、官能的な艶やかさがあり、勝利を呼ぶ石、カリスマ性を高める石として愛されています。

『タンザナイト』
アメリカの宝石商ティファニーによって名づけられたこの天然石は東アフリカのタンザニア、メレラニ鉱山以外では発見されていない非常に神秘的な石で、状況下によって青や紫に色を変えることもある不思議な天然石です。インスピレーションや自己認識力を高め、人生における重要な局面や困難な状況において、複雑に絡まりあった問題を一つ一つ解きほぐしながら解決する助けになってくれ、この石に強く惹かれ手にしようとするときは人生においてとても重要なタイミングなのかもしれないといわれるような天然石です。

～作品詳細～
*長さ・・・16.8ｃｍ（留め具部分を含みます）
*手首周り14ｃｍぐらいの方に最適なサイズですが長さ調節などは無料で行いますのでお気軽にご相談ください。
*14ＫＧＦのワイヤーで天然石を繋いでおります（真鍮に厚い１４金のコーティングを施してあり、はがれにくく剥げにくい人気の素材です）
*留め具・・・ヴェルメイユマンテル（シルバー９２５に１８金のメッキコーティング）
*スペーサー・・・ヴェルメイユ
*チャーム石・・・ルビー　ブリオレットカット　５×3×3ｍｍ
*ルビー・・・ボタン　３×３×２ｍｍ
*タンザナイト・・・ボタン　3-4×3-4×２ｍｍ