素材に関しまして

【革のこと。】
カルムレザーでは主に日本産の高品質のタンニンなめし革を使用しています。
なめしとは、牛皮を腐敗せず加工できるようにする工程のことです。

なめしの作業を行うことによって、革の真皮層のコラーゲンが安定し、製品に加工できる素材となります。
タンニンなめしとは、このなめしの作業に化学薬品などを使わず、自然の植物から抽出した「タンニン」を使うことを言います。

タンニンでなめされた革は、丈夫さと革本来の自然な風合いを持っています。表面はやや傷がつきやすいものの、素材そのものが強靱なため、長期間の使用に耐えることができ、使い込むほどに艶や色の深みが増し、革の自然な変化をお楽しみいただけます。

また、工程は全て手作業で丁寧におこない、総手縫いで仕上げます。完成時にはラナパー（本革用ワックス）を塗り込み、綺麗なエイジングになるようにしてお渡ししています。

通常、物が古びるという事は、良くないことと思われますが、
カルムレザーの作品はその逆で、 使えば使うほど、経年変化と共にその価値を増し、深みのある雰囲気を出してくれます。

2年、3年と共に過ごしてみて下さい。きっとあなただけの革小物が完成しているはずです。

長く付き合える最高のパートナーに、カルムレザーはいかがですか☺️