アイヌ刺繍　クラッチ・ショルダーやポーチに　リネンで裏は本革

★写真刺繍バッグのみをお送りいたします
　写真２枚目の長財布、写真５枚目はサイズのご参考に。

せっかく北海道に住んでいるんだからと習っているアイヌ刺繍を施しました
和布の方がよい（とおもっている）のですが、ここは実用的かつ民族民族がつよくなるより、持っているものと調和がとれるものそして実用品として気兼ねなく使える頼
もしい布ということで、私の中の定番キャンバスリネンで作りました

裏面はしっかりと自立するように薄めだけれど芯の通った本革を合わせました
がっちりとはさせず、でも久手久手とはしませんので、クラッチとして手に持っても四角い形をキープしています

表面は黒に霜降りかがった柔らかい布をあてて、アイヌ刺繍にしました。
着物の背中の一部を切り取って大胆に。
ところどころに赤い糸を刺しています。
裏のレザーはイタリアンレザーで黒。絞ったようなしわが魅力的です。

内布には水色系の薄紫を合わせて、ポケットは大小にしてつけています。
本は文庫本。もう一つ小さいポケットが隣についています。

両サイドにはストラップを付けられるようにレザーを使ってカンを取り付けています。
写真５枚目のようなイメージになります。

アイヌ刺繍には3種類あって
布地にステッチを施していくもの
布地に布のテープを配置して縫い留め、ステッチを施すもの
布地に別布を重ね入れ目などを入れながらハワイアンキルトのように模様を施すものがあります。これは３つ目のステッチを施していくもの。
いずれも仮説ですが、魔除けとして袖口や襟から悪いものが入ってこないようにと施されているものです。
棘を表すデザインがつながるうちにハートの模様が出てきていました。
見方を変えるとハートが中心にもなるんだなぁとこの形でデザインを決めてみましたが、上や下にはしっかりとアイヌ文様特有の棘が出ています。

汚れが付きにくいよう、防塵・防泥・防水スプレーをかけておきました。
ただ、汚れた場合には全部水につけるのではなく、濡らした小さなブラシなどでその部分だけたたくようにして洗ってください。
すべての素材に水通しはしていますが、伸縮率が違うため、全部濡らすことは避けたほうが無難です。

キャンパスリネンはちょっとごわっとしていますが
何年も使っていると、クタっとしつつもパリっと芯が
通っている素敵な生地です。

バッグ本体　　３０×２４　　　
ファスナー
本体　表刺繍面・内布ともリネン　１００％
裏面　本革