芹乃栄【七十二候】　

size　　天使　　　　4cm×5cm×4.5cm（Ｈ）
　　　　七草リース　11cm×11cm×3.5cm（Ｈ）　
　　　　　
※２つセットでの販売となります

●　第67候　小雪　初候　1月5日～9日頃

『芹乃栄 （ せりすなわちさかう）』

芹が盛んに生育する頃。芹(せり)は、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)と並んで春の七草といわれています。

正月７日にいただく七草粥は、お正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、青菜の不足しがちな冬場の栄養補給をする効用もあり、この日に七草粥を食べることで、新年の無病息災を願うようになりました。

そんな祈りの気持ちを込めて、七草をリースのように配置して、小さな天使さんをあわせて制作してみました。


七十二候（しちじゅうにこう）とは・・・古代中国で考案された季節を表す方式のひとつで、春分や夏至などの二十四節気をさらに約五日ずつの三つ（初候・次候・末候）に分けた期間のことです。「気候」という言葉は、この二十四節気の「気」と、七十二候の「候」から生まれたものです。

七十二候の名称は、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっており、今回はそのうちのいくつかを陶人形で表現してみました。

作品について・・・

ひとりずつ手作りしている、てびねりの陶人形です。

素材は陶土を使用しています。

天使の羽、服、リースの一部分には薄く透明釉を施しているので、その部分は少し光沢があります。

その他の部分は釉薬を使用していないので、表面は少しザラザラしています。