再出品：【そよご染め】コットン＆シルク楊柳ストール（Ａ）⑥　

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八ヶ岳の麓、標高１１００ｍほどの所で採取した、もちの木科の常緑小高木　冬青（そよご）で染めた、シルク20％と細番手のコットン80％の薄手のやわらかなストールです。

サイズは幅55㎝×長さ180㎝で、房の長さは6㎝です。
染めると楊柳状になりますので、仕上がり幅は約２５cmくらいです。
柔らかい感触の巻き心地のよいストールです。

そよごは「冬青」と書き、諏訪の冬の厳しい寒さの中でも、凛とした美しい緑の葉を保っている植物です。
「一年中青く栄える木―さかき」ということで、寒さが厳しい諏訪では榊が育たないため、諏訪大社の上社、下社をはじめほとんどの神社ではこのそよごを玉串に使っています。
上社、下社など神社の境内にはたくさんのそよごの木が植えられています。
またお正月飾りを手作りする時にはこのそよごの枝を使います。
生育が遅い木なので採取するのが困難な木でもあります。

そのそよごの葉を煮出した後、染液を5日～7日ほど経過させてから染めたものです。

お色は、日本色では「一斤染色（いっこんぞめいろ）」と呼ばれるお色に近いですが、落ち着いた明るめのオレンジ系に近いサーモンピンク色です。