Botanical jewelry サルオガセ（苔）フックピアス

まずは、植物標本的にご紹介です。
界：菌類　Fungi
門：子囊菌門　Ascomycota
チャシブゴケ菌網　Lecanoromycetes
チャシブゴケ目　Lecanorales
ウメノキゴケ科　Parmeliaceae
サルオガセ属　Usnea Dill.ex Adans
Wikiより引用
サルオガセ（猿尾枷、猿麻桛）とは、「樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣」（広辞苑）。霧藻、蘿衣ともいう。 ブナ林など落葉広葉樹林の霧のかかるような森林の樹上に着生する。
その形は木の枝のように枝分かれし、下垂する。植物学上では、サルオガセ科サルオガセ属（Usnea）の地衣類の総称。日本ではおよそ40種類確認されており、世界では600種以上と言われる。
ここまで引用
ちなみに日本語の「猿麻桛」は、お猿さんの麻糸のカセ（糸の状態）という意味になります。これもなかなか面白い光景ですね。森でお猿さんがせっせと麻糸を紡いでいる様子が目に浮かびます（笑）。
また、J・R・R・トールキン著「指輪物語」には木の髭（Treebeard)という人物（？）が登場いたしますが、なんとなく彼のヒゲは、サルオガセではないか？とソーゾーしています。
木の髭氏は、エントと呼ばれる種族（エルフからはファンゴルンFangornと呼ばれています）の長老なのですが、ここ八ケ岳でもエントと見まごうような木に出会う事があります。当然サルオガセつきです。
そのサルオガセの中でも「木」のように見える個体を選び、グラスボールにレジンで封入いたしました。グリーン系は退色しやすいので濃いめに着色しております♪
ちょっとテラリウムのような雰囲気もありますね。

グラスボールのサイズは、直径１８mmで、スワロフスキービーズをあしらいました。

森のお好きな方へ♪
チタンフックピアス、イヤリングへの交換を承ります。備考欄にてお知らせください。