プロフィール

 大学の卒業制作でこぎん刺しと出会い、モドコ(基本模様)の組み合わせや展開次第で無限に模様ができるおもしろさと、ストイックな幾何学模様に魅了され、有限会社弘前こぎん研究所におよそ2年勤務した後独立。多数のイベントや展示会に参加しながら、伝統の美しい技術、こぎん刺しを身近で感じられるようなものづくりを目指しています。


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新潟県佐渡市生まれ。岩手県沿岸にて育つ。
2009年  こぎん刺しと出会う
2010年  有限会社弘前こぎん研究所に入社
2012年  有限会社弘前こぎん研究所を退社
      独立し、「krik's dikdik」を発足
      草木での染織を始める
2013年  青森県を中心に展示会やフェアなどに多数出展
2014年  渋谷ヒカリエにて津軽若手工芸家メンバーと展示会を行う
2016年  LEXUS NEW TAKUMI PROJECTにて47都道府県から選出された52名の匠の中の1人に選ばれる
2021年  サスティナブルなファッションブランド「SUSTING」を立ち上げる。

その他、多数の展示会・催事・イベントへの参加実績があり、複数の教室の講師も務める。

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【blog】http://ruikisaragi928.wix.com/kakudatenoriko
【Instagram】https://www.instagram.com/noriko_kakudate/
【facebook】https://www.facebook.com/kirksdikdik

◆こぎん刺しとは・・
 青森県津軽地方の伝統的な刺し子技法、こぎん刺し。その昔、麻の着物しか着ることを許されなかった農民が、津軽の冬の寒さをしのぐために苦肉の策として、刺し子をし、布目をうめて、着物の保温性を高めたのが始まりと伝えられています。

◆ものづくりについて
 例えば、ベースとなる布や糸は100%の麻布と木綿糸にこだわり、先人たちに習い、私自身で手染めしていますが、その色使いは現代の生活になじむようにアレンジしています。本来のこぎん刺しは藍染めに白い木綿糸で刺しているのですが、当店のアイテムは、パステルカラーを採用。今の人々の暮らしにより取り入れやすいようにと考えています。

 刺し子自体は手刺繍です。刺し終わるのに平均一日から一週間かかる、とても根気のいる作業です。それが終わると今度はアイロンを丁寧にかけ、バッグならバッグの形に、カードケースならその形にミシンなどを用い、加工します。

 時間をかけて、心を込めて、一つひとつ丁寧に。古くに生まれたこぎん刺しは、そうやって津軽の女性たちの間で広がり、大切にされて、現代に残っています。

 日本の、津軽に美しい手仕事があることをより多くの方に知ってもらい、ぜひお手にとっていただき、そのぬくもりを伝えられたらと思います。

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