レザーと共に。

春に買うお財布は、新生活の始まりということもありますが、「張る」財布と言われ縁起を担いで新調することが多いようです。わたしが最初に購入したお財布は、友人が作ったヌメ革の二つ折り財布でした。友人が使っているのを見てオーダーしました。受け取った時に「ヌメ革なので最初は日光浴をさせてほしい。」と聞き、晴れた日に日に当ててみると少しずつ色が濃くなってきます。その後は、毎日使うことが一番のメンテナンスだと教わり、特に気を使うこともなく使っていました。最初は硬くて開くのも大変だったお財布が、時間と共に飴色のように変化して、とても使いやすいお財布になりました。