夏休み、みんなで肝試しにでかけた
今はもう使われていない廃病院
幽霊が出ると地元で有名なスポットだ
ねこやハムスター、いぬにラクダやカバも集まった
うさぎは怖がりながらもみんなと一緒なら、、、
と返事した
夜の2時をまわって踏切で待ち合わせ
2分後に車に乗ってみんながきた
ドキドキしながら車にのりこむ
近づくにつれて不安が募る
着いた
ドキドキは頂点に達する
うさぎはもう出ない唾をのみこむ
流れで一緒に行った方がどんなに楽なことか
それでも否(いな)
うさぎは言う
「く、車に一人はいた方がいいよな」
限界まで譲歩した
行かないとは決して言えない
しかしそれは行けないと同義
たしかに!カバが言う
かばだけにかばってくれているのか?
ただのバカなのか?
みんなも怯えながら行く
みんなの姿を見てが見えなくなって気づいた
絶対みんなと一緒にいた方が良かった
病院の方から悲鳴のような声が聞こえる
出たのかな、、、
ドンドン!車のドアを叩く音
窓の方を見るとたくさんの手形が見える
ぎゃわーわーわーー
うさぎは気を失った
それからどうなったかは覚えてない
気だるさを感じながら翌日学校にいく
あの踏切でみんなと会う
霊感などないはずだけど、
だけど、
全員に幽霊がとりついているのが見える
みんなと目が合った
するとねこが言う
お前もか
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