和歌山県で50年の職人としてたわしを製作している、北山正積さんのたわしです。

北山さんは10代のときに先代から教えを受け、それ以来、ずっと作り続けている「たわし職人」。繊維の選別、繊維の密度、形の美しさにこだわって製作しています。

たわしの原料は中国の無農薬の棕櫚。繊維がやわらかく、しなやかで、弾力性があります。
シュロの繊維は何十年生き続けられるように雨風に晒されても風化しない特性を持っています。
質の良い繊維を職人の目で選別し、太さを揃えて巻き上げ、目の詰まった高品質なたわしを製作しています。

北山正積商店がほかと違うのは、4面が使えること。
一般的なたわし（画像7左）によくある左右の帯紐をなくして、すべての面を使えるようにしています。
また、女性が握りやすいように、扱いやすいサイズにしています。
スポンジやナイロンたわしと違い、まな板や鍋などの汚れをしっかり落としてくれるので、洗剤なしでもきれいになります。

こちらの柄付きのたわしは手を汚すことなく洗うことができるタイプ。
持ち手はブナの木を使用しています。
Aタイプ：丸形
Bタイプ : 楕円形（こちらのページ）
サイズ的にはほぼ同じで、同じ用途で使えます。お好みでお選びください。
（店主は、油汚れとその他で分けて使っています。）

《用途》
鍋、フライパンの汚れ落とし
まな板
ステンレス製のボウル、各ザル、竹製品（ザルやかごなど）を洗うとき
すり鉢、おろし金、おろし皿
焼き網の網を洗うとき
ガラス瓶を洗うとき。
カップなどの茶渋取り、など

《お手入れ》
普段のお手入れは水洗いをし、よく水を切って吊っておきます。
棕櫚の性質により、水気の多い場所に放置しても、カビが生えてダメになることはほぼありませんが、下記のお手入れをしてください。
1.食物がたわしの繊維に挟まってしまった場合は、たわし同士をこすりあわせる、またはナイロンスポンジをこすり合わせる、などして取り除いてください。
2. 雑菌が気にある場合は、天日干しをしてください。

《棕櫚とパームたわしについて・店主から一言》
パームたわしは固め。棕櫚ややわらかめの繊維です。
私は普段、鍋やフライパンを洗うときは棕櫚たわし（柄）を、野菜、特に根菜類を洗うときや、まな板はパームたわしを使っています。
北山正積商店のパームたわしは目が詰まっていて使いやすく、洗剤なしで洗うまな板にはベストだと思います。
４面使えるので使いやすく、すり鉢やおろし金など、細かい目詰まりには、たわしの幅が狭い側面で洗っています。
繊維がギュッと詰まっているのでボロボロになりにくく、繊維が抜けることもありません。
以前、他の職人のたわしを使っていましたが、すぐに繊維が曲がったり、抜けたりして使い勝手が良くありませんでした。北山正積商店のたわしは質が良く、半年以上使ってもボロボロになることがありません。良い小道具です。


柄付き棕櫚たわし
Bタイプ（楕円）　約58 x 190 x 28mm
重さ　約48g
素材　無農薬（中国産）のシュロ、ステンレス、ブナ

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柄付きの棕櫚たわしは2本までとなります。
北山正積商店のたわしを2個以上ご注文の場合は、送料が変わってくることもありますので、まずはメッセージをください。
ほかの商品など複数のご注文はクロネコヤマトの配送となります。

右：北山正積商店の棕櫚たわし
左：一般的なたわし
北山正積商店のたわしは、両サイドの紐がないため、全面お使いいただけます。