裂き織りのコースター。3枚セットです。(写真のグラスや湯呑は大きさの参考として使用しているもので、コースターのみの販売です。)
使用に差し障るものではありませんが、織目が飛んでしまっているものがありますので、特価品として出品いたします。よろしければ、その点をご了承の上お試しいただけたらと思います。

ベースの紺色の中央に入る明るいブルーのラインが、軽やかな表情をプラスしています。緯糸によって一枚一枚違う柄の布になっていますが、中央に一本通る太いラインがこのシリーズの特徴になっており、数枚で使った時にも統一感が感じられます。紺地ですが、必ずしも和風という感じでもなく、洋風なテーブルにも日常的に使っていただくことができると思います。

緯糸に浴衣などの藍染布を入れている部分はありますが、縦糸は藍染の糸ではありません。並べてみても藍染の糸の色合いにとても近く、洗っても色落ちしにくいので、日常的に気軽に使えます。

以前出品していたコースターは約13㎝四方でCDのケースとほぼ同じ大きさのものが多かったのですが、それよりも小さい約10.5㎝四方のコースターです。最近このサイズのものがご好評をいただいておりますので、色を変えていろいろと作っています。

小さめのテーブルや、料理などほかのものがたくさん置かれたテーブルでも場所を取らないので使いやすいサイズです。

厚みがありますので、コップなどが結露してもコースターが濡れてべちょっとする感じがありません。又、冬にはマグカップなどの下に敷いていただくと、テーブルに直接置くよりも保温効果とともに見た目も温かみが感じられると思います。

木綿ですので気軽にお洗濯して繰り返しお使いいただけます。我が家で使っている裂き織りのコースターは、２０年来のものもあります。

裂き織りというのは、布を細い紐状に切って(または裂いて)横糸として織った厚みのあるしっかりとした織物です。昔は布が貴重だったので、擦り切れたり傷んだりして弱くなった布を再利用するための知恵でした。昔の人の知恵ですが、素材を大切にし、必要なものを作り出していくというのは今の時代にも通じる知恵だと感じます。

こちらでは、主に端切れであったり、デットストックになっていた布を利用しています。また、衣類や浴衣などのUsed品も素材として使用している場合がございます。

残り布や古い布を使っていますので、その時々違う柄になります。同じように作っても、全く同じに柄にはならない面白さがありますので、一期一会の出会いを楽しんでいただけたら嬉しく思います。

大きさは縦約10～11㎝×横約10.5～11㎝ （ものにより大きさは多少違いがあります）

たて糸＝木綿、緯糸＝木綿布

☆写真の柄は組み合わせの一例です。大きさや柄のバランスを見てお送りします。写真と同じ柄ではない場合があります。ご了承ください。
☆枚数があまりありませんので３枚セットのみ出品いたしますが、そのほかの枚数をご希望の場合は、ご連絡ください。在庫を確認して可能な限りお応えしたいと思います。

カップ、グラス、湯飲み茶わんetc...お尻がちょこんと乗っかる大きさです。テーブルにたくさんの食器が載る時でも、スペースを取りすぎることもなく、さりげなく彩を添えてくれます。縦糸は同じなので統一感がありつつ、横に入れる布で一枚一枚が違う柄になっているので、大人数で集まった時にグラスが迷子になるのを防いでくれます。

裏側から見たところです。縫い代になるところは布ではなく普通の糸で織り、折り返して縫い留めています。

この中から大きさや柄のバランスを考慮して、3枚選んでお届けします。写真の組合せから発送予定ですが、販売状況により違う組み合わせとなる場合がございます。ご了承ください。

近くで見るとこんな感じです。縦糸の間隔が狭いので、緯糸の柄はうっすらと透けて見える感じで落ち着いた雰囲気です。厚手でしっかりとした、独特の表情が魅力の生地です。
織目が飛んでしまっているところがあります。その分少しお買い得にして出品いたします。ご了承の上お買い求めいただきたいと思います。