和色では東雲色（しののめいろ）と呼ばれるお色に近い、
人肌色を帯びた温かみのあるピンクの巾着です。

東雲（しののめ）という呼び名は、現代でいうところの窓の”網戸”が、
篠笹（しのざさ）という植物の笹を組み立てて作られていた時代に、
陽が昇り始め、篠笹で作られた「篠の目」から伸びてくる夜明けのピンク色の光りから名付けられたといわれています。

1枚布ですが、全体的に二重になっていますので
「裏布付き」のような仕上がりです。
前後の逆三角の飾り布部分の内側は、小さなポケット状になっています。

素材は正絹の着物生地で、
蘇州刺繍（そしゅうししゅう）が施されています。
（引っ掛かりにはご注意くださいませ）

新古品の着物の反物からお仕立てしていますので、
着物生地そのものに厚みがあり、しっかりしています。

大きさは、ヨコが最大約15㎝、紐通し部分を除いた高さが
最大約10㎝、マチが約2㎝です。
紐の長さは約23㎝、重さは約30gです。
飴さんやお薬入れにも手軽な大きさです。

一針一針、全て返し縫いの手縫いです。
お洗濯は、お水かぬるま湯で、
お洒落着洗い用の洗剤を使っていただけます。
陰干しでお願いいたします。

※じゅごんろ～どでは作品の保管に防虫効果も兼ねて
京都松栄堂さんの匂い袋を使用しております。
化学薬品等は一切使われておりませんので香りは自然に消えますが
気になられる場合は、ご注文をお控えください。
※お使いのブラウザによって色が異なって見える場合がございます。
※価格を抑える為と、制作作品の幅が広いので、
全てをフォローすることは難しいことから、
ラッピングは簡素にさせていただいております。
プレゼント用ラッピングをご希望の場合は
お申し付けください。
※量産できない作り手の為、おまけも付けられませんが
ご容赦ください。