ベガ

＊こちらの作品は完売いたしました。
　たくさんのご注文ありがとうございました。

発色のよいペアシェイプカットのローズクォーツに、若竹のようなカラーのエメラルドと、
小さくカラフルな天然石をあわせて、七夕伝説の織姫をイメージしたネックレスを仕立てました。

ピンク、グリーン、パープル、ホワイト、色とりどりの天然石の組み合わせは、
織姫が織り上げる衣のようでもあり、七夕の笹飾りのようでもあり、アジアンなカラフルさ。
小さなサイズの石を使用し色のトーンを揃えてあるので、フェミニンキュートな仕上がりです。

センターのチャーム部分は取り外しができるようにデザインしてあります。
チェーンには小さな淡水パールを留め付けてあるので、チェーンだけのシンプルなネックレスとしても、
他のチャームを付けたり重ねづけをしたり、色々に着せ替えてお楽しみ頂けます。

天の川を挟んで向かい合う２つの星、鷲座のアルタイル（彦星）と琴座のベガ（織姫）
星空のロマンスに思いを馳せながら制作したアクセサリーです。

七夕のもう一人の主役、彦星（アルタイル）をイメージしたピアスもあります。
こちらからどうぞ。
http://www.iichi.com/listing/item/134843


【鉱物物語 〜エメラルド〜】
ダイヤモンド、ルビー、サファイアと並んで、世界四大宝石のひとつに数えられるエメラルドは、
もっとも古い歴史を持つ宝石のひとつで、様々な文献に取り上げられ、また多くの伝説や逸話のある鉱物です。

有名なのは、クレオパトラの逸話でしょう。
絶世の美女として知られる古代エジプトの女王クレオパトラもこの石に魅せられ、
ついには自分の鉱山を持ってしまったそうです。

エメラルドに纏わる様々な伝説の中でも、最もドラマティックなのは聖杯に纏わるものです。
かつて天の父に反旗を翻したルシフェル（後のルシファー）とミカエルが戦った際、
エメラルドのついたルシフェルの冠をミカエルの剣が叩き落としました。
冠から外れたエメラルドは地上に落ちて碎け散り、くり抜かれて聖杯に形を変えます。
イエス・キリストが最後の晩餐で用い、その血を受けたとされるこの聖杯は、
後にアーサー王の円卓の騎士やテンプル騎士団をはじめとする多くの聖杯伝説を生み出すことになります。

古くからエメラルドは幸運と富と癒しをもたらすとされ、
また未来を予見する力を与えるという言い伝えから、中世には予言に用いられたそうです。

エメラルドは12星座のひとつ、牡牛座の守護石であり、
5月の誕生石としても知られています。


【サイズと素材】
サイズ：40cm　チャーム4cm　取付けリング内径4mm
素　材：ローズクォーツ（ペアシェイプ6×4mm）　エメラルド　ローズアメジスト
　　　　ムーンストーン　レインボームーンストーン　淡水パール（ホワイト・ピンク）　ピンクトルマリン
パーツ：14Kゴールドフィルド　ヴェルメイユ

＊アジャスターをご希望の方は、ご注文前にお気軽にご相談下さい。
（長さ:５cm、プラス300円となります）