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  3. 「夏の藍染ワンピース展」 yohaku

奥行きのある、豊かな藍の色

江戸時代から伝わる「天然灰汁発酵建て(てんねんあくはっこうだて)」で現在も藍染めを続けている「蛙印染色工芸(かえるじるし)」さん。
今回の企画では、yohakuさんが作るワンピースを職人さんの手で何度も何度も藍に浸け、絞り、また浸けて(25回程も繰り返すのだそう!)出来上がりました。

柄はこうして作られる

今回のワンピースは、「板締め」という木の板を挟んで柄を作る手法で作られています。丸や四角など様々な形の木の板で生地を挟んで染めると、その部分にだけ色が入らず、柄が浮き上がります。

生きた藍と向き合う

蛙印染色工芸さんでは、徳島県の阿波藍(あわあい)が使われています。
藍はその名の通り、「藍(あい)」という植物から取れる天然の染料。夏に芽が出て、花が咲く前に葉っぱを刈りとります。
刈り取ったものを天日に干し、乾いた頃に水をあげると、発酵して藍染めの原料の「すくも」が出来上がります。

その後、「すくも・ふすま(小麦の外皮)・石灰・木灰(上澄み液の灰汁)・酒」を大きな甕(かめ)に入れて発酵させます。
発酵=生きているものなので、定期的にかき混ぜ、温度管理をするなど毎日気にかけていないと、元気がなくなってくるのだそうです。
藍で染めると防腐効果があり、生地も長持ちするようになります。昔の着物が綺麗に残っている理由もそのためなのだそう。

美しさを伝え、残すこと

蛙印染色工芸さんの工場はどなたでも見学することができます。「藍の色は空気に触れて綺麗になるので、大事にしまっておくより、どんどん着て袖を通してほしい」と蛙印染色工芸の大澤さんは仰います。

職人の方が慣れた手つきで同じ作業を繰り返し、空気に触れて少しずつ色づいていく布。染め上がった生地の美しく深い色はもちろんのこと、そこに至るまでの工程や所作の美しさも本当に大きな魅力だとyohakuの渡辺さんは話してくれました。
日本各地に残るこうした美しい技術の数々を現代の服づくりに活かし、伝えていくことが、yohakuさんの服に込められた想いです。

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