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飯沼健太郎 飯沼健太郎
2016/03/16

Pinkoiとの資本業務提携について【代表ブログ】

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iichi代表の飯沼健太郎です。
いつもiichiをご利用いただきまして誠にありがとうございます。

この度、iichiはアジア最大級のデザイナーズマーケットを運営するPinkoi(ピンコイ)と共に、海外に向けてサービスや事業を広げていくことを目的に資本業務提携を行いました。今回の提携により、iichiはPinkoiを筆頭株主として、Pinkoiと博報堂グループのジョイントベンチャーとなり新たなスタートをきります。

1.iichiとPinkoiの共通する理念


2011年にiichiをスタートしてからこの5年間、お陰様でiichiは毎年成長を続けることができ、本年も多くの方々にご利用いただいております。この5年で、ソーシャルメディアやECサイトの普及も進み、インターネットを通じた、作り手と使い手の方の繋がりは一層の広がりをみせていると感じています。そのような中、私たちは次の5年を見据え、「グローバル・マーケットプレイス」という新たな挑戦を行うために今回の決断を行いました。

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iichiはこれまで「個人や少人数の優れたものづくりを行っている作り手と使い手との繋がりを広げる」ということを経営理念として、様々な活動を行ってきました。そして、事業を開始した当初から国内だけではなく国境を越えて作り手の仕事や作品を広げていきたいという想いがあり、初年度から英語版を提供してきました。しかしながら、日本にいながら海外の利用者の方に向けてサービスを広げていくということはとても難しく、英語版のサービスについては思うように充実を図ることはできていませんでした。

Pinkoiはiichiと同じく2011年に台湾で「デザイナーのためのグローバルなマーケットプレイスを通じて、多くの人により良いデザインを提供する」ということを理念にサービスを開始し、現在ではアジアを中心に世界中のデザイナーと購入者を繋ぐ、会員数100万人を超えるデザイン商品の審査制マーケットプレイスとして成長しています。5言語・12通貨でサービスを行っており、台湾・香港・米国・中国・タイを含む全世界77カ国で取引の実績を持ちます。

今回のiichiとPinkoiの提携は、「個人や少人数の優れた作り手の方々に国境を越えた活躍の場を提供し、多くの繋がりを広げていきたい」という両社の理念と事業の方向性が一致したことにより実現しました。

2.iichiとPinkoiの組織文化


今回の提携において、最も重視したことはお互いの組織が大事にしている価値観や文化です。そして、自分たちの仕事への情熱と想いの確認でした。大規模なグローバル・マーケットプレイスを構築し、成果を出すということは容易なことではなく、道のりは険しいため、心の底からこの仕事をやり遂げる熱意や覚悟があるか、そして大切にしている価値観が同じかどうかはとても大事なことでした。長い時間このことについて話を行い、確認する時間をとりました。幸いにして、両社はお互いに共通するものを持っており、そのことが決め手となり具体的に話が進むこととなりました。

photo3_blog_0316左から Maibelle Lin(CPO)、Peter Yen(CEO)、飯沼、Mike Lee(CTO)

Pinkoiの創業者3人は、それぞれが得意分野を持ち、とても優れた魅力的なメンバーです。代表のPeter Yenは、人間力のある優れた経営者です。国立台湾大学とカーネギーメロン大学でコンピュータサイエンスを学んだ後にシリコンバレーでエンジニアとしてのキャリアをスタートし、Intel、TrendMicroでシニアエンジニア、Yahoo!のSocial Search部門のリーダーを経て、台湾に戻り起業しました。プロダクトの責任者でありクリエイティブ・ディレクターのMaibelle LinはNYのパーソンズ美術大学を経て、シリコンバレーの様々なベンチャー企業でUI/UXデザイナーとしての経験を持ちます。最高技術責任者であるMike Leeは、各種ウェブサービス開発の経験を経て、Pinkoiのインフラを支える全ての技術開発や運用を行っています。分野は違えど、それぞれに共通していることは自身が「つくる」ということをやってきて「つくる」ことに対して高い興味や関心を持っているところだと思います。

また、お互いの組織文化を象徴する言葉としては、honesty(誠実・正直であること)、Passion(情熱・燃える)、Professional(プロ意識)、 Sympathetic(共感・思いやり)などiichiとPinkoiには共通のものが多くありました。このような文化や価値観は、自分たちがサービスをご利用いただく方々とどのように向き合っていくかを決定づけ、仕事やサービスのあり方を形作ると考えています。個人的に最も印象に残ったのはPinkoiのオフィスにポスターにも掲げてある「Stay humble(謙虚であれ)」という言葉でした。このことは自分たちが高みを目指し、社会の中で大きな仕事に挑戦していく上でとても大切なことだと思っています。

3.Pinkoiの国境を越えたサービス


国境を越えて商品の販売・購入を行う、いわゆる「越境EC」の市場は年々増加の傾向にあります。昨年、経済産業省の発表した調査では、中国・米国からのインターネットを介した日本国内の商品購入額は毎年大きなペースで拡大していくと推計されています。また、日本を訪れる外国人は中国・韓国・台湾・香港・米国・タイを中心に過去2年で2倍となり、今年は年間2,000万人を超えると予測されています。これからは様々な国の人達が日本の物や文化に触れ、いろいろな形で交流が広がっていくことと思われます。

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しかしながら、日本の商品を海外のお客様に紹介し、販売するということは簡単なことではありません。言葉の問題、商品配送への不安、感覚や商習慣の違いなどがあり、日本国内間のお取引と比べると困難なところが多くあります。インターネットを利用したECにおいても、このような課題に対してサポートを行ってくれる各国の現地パートナーが必要となります。

Pinkoiは、アジアを中心に各国に多くの利用者がいることもあり、台湾本社以外に香港・米国・タイに現地スタッフのいる拠点を持ち、今後は中国・オーストラリアにも広げていく計画があります。また、台湾本社には複数の言語で対応できるカスタマーサポートや翻訳チームがいます。Pinkoiの各種サポートのもと、海外の利用者に向けた商品紹介・販売を現実的に行っていけると考えております。

現在はまだ開発の過渡期であり充分ではない部分もありますが、PinkoiはこれからグローバルECプラットフォームとしての基盤整備とサービス強化を行っていきます。今回の提携により、Pinkoiのサービスを活用した海外販売のご案内とサポートを多くの作り手の皆様に行っていくことができればと考えております。

4.グローバル・マーケットプレイスへの挑戦


これまでiichiは日本国内でプロ作家を中心とする質の高さを特徴としたハンドメイド・手仕事品のマーケットプレイスを運営してまいりました。これからも作り手の皆様との信頼関係を大切にしながらiichiの運営を行ってまいります。

そして、これからは新たに、Pinkoiの日本国内事業をPinkoi本社と共に行っていきます。Pinkoiの日本語版のサービスを拡充させ、日本国内のデザイナーの海外販売(日本から海外へ)、そして海外のデザイナーの国内販売(海外から日本へ)を行うためのサービス強化と各種サポートを実施していきます。

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国や文化を超えた繋がりには自分の世界が広がる魅力や楽しさがあります。そして、優れたものづくりには、言語や人種の壁を飛び越える力があります。上の写真はPinkoiの展示販売イベントのものです。様々な異なる国のデザイナーが出展し、多くの来場者で溢れかえったそうです。このような光景は、ものづくりを介した若い世代の国際交流のようだと感じます。日本でもいつかこのような世界各国のデザイナーが一堂に会すようなイベントを行ってみたいと思います。

グローバル・マーケットプレイスの面白さは「日本から海外」、「海外から日本」の双方に等しい価値を与えることです。国やブランド的な記号に縛られず、ものの良さや魅力、買い手からの評価を通じて選ばれる。このようなインターネット的な感覚が新しい交流や文化を生み出すことに繋がっていくのではないかと考えています。

これからアジアそして世界中で様々なデザイナーが新たに誕生し、頭角を現し、世界で活躍する人が増えてくることを期待しています。若い人のエネルギーが新しいものを生み出し、次の時代をつくっていくのだと思います。私自身も新たな作り手との出会いをとても楽しみにしています。

日本国内の多くのプロ作家に利用されているiichiと世界中のデザイナーと購入者に利用されているPinkoiはこれから力を合わせ、大きなシナジーを創り出し、グローバルEC企業としての新たな成長を目指してまいります。

今後ともiichiそしてPinkoiをどうぞよろしくお願い致します。

iichi代表取締役 / Pinkoi SVP, CEO Japan
飯沼健太郎

▼Pinkoi(ピンコイ)のご紹介
https://www.iichi.com/special/pinkoi

▼Pinkoiのウェブサイト
https://jp.pinkoi.com/

▼資本業務提携のプレスリリース
https://www.iichi.com/topic/201603/pinkoi




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