アクセサリーや服をつくっているuiny by nakamurayui さんは、とあるクラフトフェアへの出展がきっかけで素敵なカタチやイロを創る２人と出会いました。さをり織り作家のnomamaさんと、木や針金をつかったオブジェやブロー チを作っている結城琴乃さんです。

今回の鎌倉店の「出会ったカタチ、イロ」展では、元々つながりのある３人にそれぞれ心の中にあるイメージを合わせてもらい、一つの企画展に仕上げてもらいました。

uinyさんの、植物や自然のものをかたどったアクセサリーや、素敵なシルエットの洋服。

nomamaさんの、沢山の色彩が集まっているのにしっくりとまとまっているバッグやストール。

結城さんの、静かな佇まいながらものびのびと解放感のあるブローチやオブジェ。

３人のそれぞれの作品が見事に調和して、素晴らしい企画展になりました。11月3日(月)まで開催しています。ぜひ足を運んでみてくださいね。

そして今回の企画展では、お店ではじめて、ワークショップを開催しました。作家さんの手ほどきを受けながら、和やかで楽しい会になりました。

改めて、技術的なものづくりの体験ということ以上に、ワークショップは“作家さんの創作の一部を体感する”という、珠玉のコミュニケーションだと感じました。

今回ワークショップに参加していただいたお客様は、「作家さんの作品ってその人そのものでしょ？だから、素敵な人に出会いたくて毎回クラフトフェアに行くのよ」とおっしゃっていました。思わず、うんうんと頷いてしまいました。

ワークショップに感じた追体験のような触れ合いも、彼女たちが創る作品を手に取り使うことも、人が心を通わせるための媒体になっているのだな…と、改めて感じられた企画になりました。

 

 

この記事は2014年10月31日に作成されました