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新田 晋也 新田 晋也
2014/07/29

鎌倉店だより vol.4

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iichiギャラリーショップ鎌倉では、7月24日(木)から8月18日(月)まで、様々な藍染めの作品を集めた企画展「藍の色彩」を開催しています。(詳細はこちら

 
1311Textile COCOON 西川 はるえさんの名刺入れやピンクッション。手紡ぎの「いらくさ」と「大麻(おおあさ)」の糸が手織りされています。琉球藍の天然発酵染めなのだそう。

「藍染め」という言葉自体には馴染みのある方も多いかと思いますが、その染色手法はそれほど詳しく知られてはいないのではないかと思います。私自身も実際の工程を知ったのはごく最近のことでした。 なんとなく「草木染めのようなものだろう…」と考えていたのですが、それとは大きく違う原理を使った染色手法であるということを知りました。

 
9 7うだ まさしさんの藍のうつわ。
少しやすられた表面が、履きこなしたジーンズのような雰囲気で素敵です。

1715kenichi_haradaさんの、藍染革と結ぶかばん。
革も藍染めできるんですね。身体に巻くことのできるかばんは、和装にも洋装にも。

簡単に説明させていただくと、藍染めの液は、インディゴと呼ばれる青色の色素を含む植物を元に作られます。 まず、インディゴは通常水に溶けない色素のため、微生物の力を使って1週間ほどかけて発酵させます。 その後、還元して水溶性に変化させます。その時点では茶色の液ですが、そこに生地などを入れて十分染み込ませた後、空気に触れさせ水にくぐらせることであの美しい青色が現れます。

 
2019CAUACさんの藍染のお洋服。
しわの陰影まで美しく見えるのも、藍の素材の魅力ですね。

それだけに、そうしてつくられた藍染めの作品は深く味わいのある色彩で、独特の存在感があります。 また、革と同じ様に経年変化を楽しめるという一面もあります。 身につけ、使う人たちによって、それぞれ違った表情に変化していきます。文字通り、「馴染む」という感覚が味わえます。

 
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今回は、革小物、木の器、麻の織物、洋服、など多岐にわたる作り手の方々にご参加いただきましたが、同じ藍染めでも、それぞれに違った風合いや空気をもった素晴らしい作品が集まりました。 ぜひ、そこで手にとったその1点しかない色合いを楽しんでいただき、自分だけの藍の色を育てていただけたらと思います。
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